【在宅ワーク体験談】貴重な経験、食べ物取材の仕事

後にも先にも、取材の仕事はこれだけになると思いますが。
一度だけガイド本系の取材の仕事を請けたことがあります。

仕事の流れとしては、まず、テーマに沿って食事が出来る店をピックアップし、電話で取材の可否やアポイントをとります。
アポイントを取る際、自分が件数を多くこなせるように近場の案件をあらかじめ把握して時間を割り振っていきました。

アポイントが取れて目的の件数を確保できたら今度は実際に取材に向かうのですが、この仕事では写真撮影も作業の中に入っていたので、聞き取りと撮影は同時進行。
取材を終えて家に帰り着いたら、とにかく覚えているうちに記事を書いて使う写真をピックアップ。

一日のうちに4~5件は回っていたような覚えがあるのですが、目的の件数を達成するまで、かなりの過密スケジュールでした。

取材の仕事は向き不向きがある

基本的に食べることが好きな方なので、食べ物の取材と言うことで最初のうちはすごく自分に向いた仕事だと思っていたのですが。
取材初日であっという間に認識が180度転換。

取材日に余裕があったならこの認識は多少違うものになったのかもしれませんが、このときは納期がタイトなことに加え予算との兼ね合いもあって、一日のうちに可能な限りの件数をこなすというスケジュールにしていました。
そうなると当然、一日のうちに何度も食事をいただくことになるのですが、私の胃袋はあっさりとキャパシティオーバー。

大変失礼なことをしていると自覚しつつも、数口ずつまんべんなくいただいて記事化させていただくという形で、かなり苦しみながら何とか最後までしのいだ覚えがあります。

基本的に、簡単で楽な仕事などないと常々認識してはいますが。
こればかりはある程度、自分に適正があるかどうかをきっちりと把握した上で取り組む・取り組まないを決めた方がいいのかも、と。

仕上がりとしては特に問題はなかったもの感覚的には失敗の要素も多分に含むような、いろいろと深く考えさせられた仕事でした。