ランサーズ経由で何度かお仕事をいただいているクライアント様からのチラシ案件で、この度どえらい大失敗をやらかしまして。
流石に結構落ち込んでいたのですが、だいぶ浮上してきたことと今後二度と同じ事を繰り返さないために備忘録など。

デザイン＆レイアウトから先方への発送までがワンセット

基本的な仕事の流れとしては、ご依頼を受けてデザイン＆レイアウトを作製し、適宜校正をくわえた上で校了。
校了後に印刷用のデータを作成する、という感じのごく一般的なチラシ作製案件です。
個人的に少し珍しいかな？と感じたのは印刷用のデータを作製した後、実際に印刷会社への入稿をすませ、クライアントへの発送までを手配するというところでしょうか。

そのようなお仕事を何度か請けさせていただいて、私自身に少し慣れからくる慢心があったのかも知れません。
入稿用のデータに制作中のゴミがついた状態で印刷の手配をしていたことに気づいたのは、先方の元にチラシが届いて、私の元にも確認用のチラシが届いたときでした。

慌てて先方にメッセージを送り、予定されていた報酬を弁償にあてさせていただけるよう打診。
ご返信いただいて、今度こそきちんとしたデータを入稿し発送までを手配。
数日後、先方の元にまともなチラシが届いたとご連絡いただいたことで、何とか最低限の弁償はすることができました。

データのチェックはくどいほど徹底的に

結果として今回、先方に与えてしまった損害は
・元々予定していた枚数より少ない数での入稿となった
・最終納期を数日、超えてしまった
という、とても酷いものでした。

入稿用のデータの目視チェックが甘かった、というケアレスミスが引き起こしたのがこの大惨事です。
たったひとつ、ただチェックを慎重に行っていさえすれば、先方に実質的な損害を与えた上で、不快な思いをさせることもなく、私自身も作業に対する報酬を得て何事もなく一つの案件を終えられたはずです。

今回のこの失敗は、本当に個人的に最悪でした。

ひとつのミスで失うもの

今回の件で私は、しょうもないミスをひとつしたせいで、おそらく確実にクライアントの信頼と、この先にもしかしたら続いていたかも知れないリピート依頼の可能性を失っていると思います。
こういうスタンスで仕事をしている以上、当然の流れだと思ってはいますが非常に痛い損失です。

個人で仕事をしているからこそ、とにかく慎重・迅速にかつ仕事の精度を上げる。
久しぶりに一も二もなくそう自戒せざるを得ない、ある意味でとても貴重な案件でした。