PIXTAの定額制素材開始とコミッション率の変更

2月の半ばから3月の頭にかけて、ピクスタからアナウンスがありましたが。
4月から定額制素材サイトが開始され、7月頭からコミッション率とランク制度が変更になるようです。

PIXTAの定額制素材サイト「Imasia」

扱い的にはこちらでも取り上げているfotoliaを始め、いろいろなサイトが定額制で販売しているのとほぼ同じ。
ストックフォト一点につきいくら、という形ではなく、一定期間に定められた料金を支払うことで、設定された上限枚数まで好きにダウンロードできる形です。

クリエイターサイドにバックされるコミッションは、通常のダウンロードで1ダウンロード辺り0.25クレジット(実質25円)。
エクストラライセンスでも1ダウンロード辺り20クレジットにて固定されてしまうようです。

コミッション率とランク制度の変更

定額サイト導入にともない、コミッション率とランク制度も大きく変更されるようです。
ランク制度はこれまで、現行のランク制度が始まってからないしクリエイター登録以降の販売枚数に対し、ランキングがなされていましたが、7月からは1年単位での販売枚数によってランクづけがなされるようになります。

また通常販売用のコミッション率に関しても、過去一年の販売実績が0~149枚の場合は22%、150枚以上~500枚未満で25%と、必要以上に定額制度導入を見越した変更がなされる予定です。

クリエイターとして参加している多数派にとってマイナス

通常販売用のコミッション率から如実に見て取れるように、クリエイターとして参加しているほとんどの人は収入が大幅に下がる改正になっています。
何せ年間1500枚以上売って初めて、現行の最低ランクである0~4枚の販売実績に設定されたコミッション率にようやく手が届く…といった状況なわけですから。
副業としてはますます利益率が低く、厳しくなっていくと思われます。

個人的には大量に売って実績作って…という風には考えていないので、定額販売には出さない方向で引き続き通常販売のみ参加するつもりですが。
今後どうなっていくのか、動向だけは静観していきたいと思っています。