自分の絵や作品そのものを売る~minne(ミンネ)

ハンドメイド作品のオンラインマーケット

minne(ミンネ)はハンドメイド、手作り作品を通販・販売しているサイトです。
ハンドメイド作品という大きな括りが示すとおり、たとえばアクセサリ等の服飾雑貨や時計などの生活雑貨、アート&写真やペットグッズ等々。
様々なジャンルの手作り作品を販売できます。

一昔前までは、仮に登録したところで本当に売れるのかな…?という疑問符がセットになりがちでしたが、インターネット環境がかなり普及してきたためか、ネットに触れるユーザーサイドのネットリテラシーが向上してきたためか、集客力に難のある自前ネットショップで販売するよりも売れる可能性が高いように感じます。

会員登録は無料

クリエイター側の登録を含め、会員登録は無料です。
その代わりと言っては何ですが、作品の売上金額に応じて一律10%(税抜)の販売手数料がかかります。
とは言え、基本的に手数料が必要ない場所というのはあまりありませんので、個人的には比較的手軽に取り組みやすいサイトではないかと思います。

また、どの程度効果が見込めているのかは不明ですがGMOペパボ(旧株式会社 paperboy&co.)が運営しているショッピングモール「カラメル」でも作品登録と同時に販売が開始されるそうですので、場合によってはそちらからの販売ルートが獲得できる可能性もあります。

サイト名 minne
(ミンネ)
URL http://minne.com/
会員登録 無料
手数料 作品の販売価格(税抜)の一律10%

参考記事

手作り雑貨販売やオークション収入でも確定申告は必要

自分の絵や作品そのものを売る~ART-Meter

絵を測り売りする委託販売サイト

ART-Meter(アートメーター)は絵の委託販売をしているサイトです。
プロ・アマを問わず画家登録することが出来、だれでもアーティストとして作品を販売することが出来ます。

また、価格設定が特徴的で、画家サイドが自分の感覚で値段を設定するのではなく、技法、素材、画家レベルによって算出した単価に絵の総面積を掛け合わせて価格を算定するという、「絵の測り売り」という概念が基本になっています。

最低単価は5円/1cm角から

作品が購入されて画家レベルが上がってくればある程度単価を上げることが出来るようになるみたいですが、
最初は誰でも技法の5~6円と素材の0~1円しか設定することが出来ず、最低で1cm角あたり5円、良くても7円の単価設定になるようです。

ですのでたとえば、20cm角のデッサン額(ポストカード2枚より少し大きい程度)のサイズでも2,000円から2,800円程度の価格設定しかできず、それから手数料が引かれると画家報酬は作品価格の半値強程度になるといった形です。

個人的には、このサイトを初めて知ったときにはまだデジタル一本だったことと、アナログを扱うようになった現在は自前ショップで販売する形が基本になっていることから、ここに登録する予定はないのですが。
運営母体が東急ハンズと、しっかりしているようですので、興味があるならチャレンジしてみるのもいいかもしれません。

サイト名 ART-Meter(アートメーター)
URL http://www.art-meter.com/
会員登録 無料
手数料 作品の販売価格(税抜)の45%

絵や作品を販売できる場所

自分の絵や作品を販売できる場所の一覧です。

素材として売る

PIXTA(ピクスタ)
Photolibrary(フォトライブラリー)
fotolia(フォトリア)
tagstock(タグストック)

グッズとして売る

・ClubT(クラブT)
・T-SHIRT Trinity(Tシャツトリニティ)
・UPSOLD(アップソルド)

絵や作品そのものを売る

ART-Meter(アートメーター)
・TAGBOAT(タグボート)
minne(ミンネ)
Creema(クリーマ)
ヤフオク
・モバオク
・DLsite.com(ディーエルサイトコム)
BOOTH(ブース:powerd by pixiv)

スキルや労働力として売る

Lancers(ランサーズ)
CROWDWORKS(クラウドワークス)

どういう形で自分の絵を売ることが出来る?

自分の絵や作品(場合によっては写真も)を、具体的にどういう形で販売することが出来るのかを、まずはいくつかにまとめてみましょう。

素材として売る

元となる素材(写真やイラスト)を規定の画像形式で登録して、ダウンロードごとに対応したロイヤリティを得る形です。
中には鑑賞目的で絵をダウンロードする人もいるかも知れませんが、おおよその使用用途としてはウェブ用素材、印刷用素材として使用されています。

こちらは既にストックフォトという括りにて記事化してありますので、興味がある方は下記リンクからどうぞ。
ストックフォトとは

グッズとして売る

Tシャツやマグカップ、各種雑貨などに自分のイラストを設定し、一つ売れるごとに自身で決めたロイヤリティを得るという、いわゆるドロップシッピングとして売る形です。
ただ、Tシャツ等の元となる媒体そのものにベース金額が設定されているため、あまり高すぎる価格設定も低すぎる設定も現実的ではありません。

また、絵の方向性も漫画的なテイストよりも商業イラスト的なテイストの方が売りやすく、売れやすいように思います。

こちらも関連記事をアップ済みですので、興味がある方は下記リンクからどうぞ。
【体験談】イラストレーター的(?)副収入獲得法
オリジナルデザインTシャツは本当に売れる?

絵や作品そのものを売る

ネットショップや雑貨販売サイト、オークションなどを使って、絵や作品そのものを販売する形です。
システム利用料や手数料が必要だったり、それらが必要ない場合はある程度のウェブ関連のスキルが必要だったりしますが、純粋に「絵」という形で売ることが出来ます。
絵や作品を販売できる場所

スキルや労働力として売る

こちらに関しては既に副業という括りから外れているかもしれませんが。
デザイン及びイラスト系の仕事を扱っているクラウドソーシングサイトに登録して、コンペやプロジェクトに参加し報酬を得る形です。

クライアントのニーズ次第では「萌え系のイラストを…」といったような案件も散見しますので、めぼしいサイトがあれば登録して日頃からチェックしておくのもいいかもしれません。

こちらは本筋の方で詳しく紹介していますので、興味がある方は下記リンクからどうぞ。
【在宅ワーク】イラスト・デザイン

イラストレーター的副収入獲得法

体験談の方でこのようなタイトルをつけて一つ記事を書いているのですが。
 → イラストレーター的(?)副収入獲得法
今となっては完全に私の軸足がイラスト関係の仕事にあるせいか、圧倒的にイラストに絡んだ情報を求めて当サイトを訪れている人が多いようですので、ちょっとこちらを掘り下げてみます。

とは言え、あくまでも副収入が得られるかも程度なお話ですので、どうぞ話半分にでも。

自分のイラスト(絵)がネット上で売れる場所

純粋に自分の絵を売りたい、と考えた場合。
個展やデザイン系のイベントでの展示販売、雑貨やカフェなどのお店の人と交渉して作品を展示販売して貰ったり、また、フリーマーケットやレンタルボックス、路上販売など、自分の作品を売りに出す場所は存外あるものです。

とは言え、そもそも手軽感を求めてすることではないのかも知れませんが、趣味の延長やちょっとだけでも売れたら嬉しいなという軽い感覚で望む場合は、これらのような活動は少し敷居が高く感じます。

私自身、これまでデジタルイラスト一本で活動していたため、基本的には絵そのものを売ると言うことに興味がない…と言うよりも、そもそも興味を覚える余地がなかったのですが。
近頃はアナログ作業で作成した絵を売る機会が増えてきたため、ネットで比較的手軽に販売できる方法を探してみたところ、意外といろんなところが場所を提供しているなあ、と言うことで。

こちらでは、ネット上で自分の絵や作品を売る場所を紹介していきます。

 → どういう形で自分の絵を売ることが出来る?
 → 絵や作品そのものを売る方法
 → 絵や作品を販売できる場所

参考記事

手作り雑貨販売やオークション収入でも確定申告は必要