在宅ワークでトラブルに遭ってしまったら

当サイトで情報を発信し始めて以降、「○○ トラブル」と言った検索ワードでこちらにたどり着かれる方が一定数いらっしゃいます。
在宅ワーカー側の力不足による納期の遅れや成果物の品質に関するトラブルから、クライアント側の契約成立時にない作業の追加や報酬の未払いなど。
直接顔を合わせて仕事をするという形ではない以上、避けては通れないものなのかもしれません。

この場合、前者のケースであればワーカー側の自業自得になりますので、クライアントと相談の上しかるべき対応を責任を持って行うしかありませんが、後者であれば泣き寝入りすることなく、冷静に可能な限りの対応を試みましょう。

@SOHOなど、間に第三者が入らない形で仕事をする場合

当サイトへの流入キーワードの中でも多めなのが、@SOHOでのトラブルのようです。
最近増えてきたクラウドソーシングサイトとは異なり、ワーカーとクライアントが接触できる「場」を提供しているだけで、根本的にはワーカーとクライアントが一対一でやりとりしているのとほぼ変わらないため、トラブルに発展してしまう可能性がどうしても高くなるのでしょう。

このときの対処として、
・まずはクライアントに連絡を取る
・連絡が取れない、または話にならないようであれば運営の方へ状況を相談する
・それでも問題が解決しない時は、厚労省から事業委託されているHOME WORKERS WEBの相談窓口を利用したり、消費者相談室や消費者センターに相談してみましょう

 → @SOHO内のお問い合わせページ(http://www.atsoho.com/inquiry/
 → 在宅ワーク相談室(HOME WORKERS WEB)(http://www.homeworkers.jp/contact/contact.html

ランサーズやクラウドワークスなどのクラウドソーシングサイトにて仕事をする場合

こちらは、場を提供している運営がしっかりと間に立っている前提で作業をしているので、クライアントと何らかのトラブルが発生した時は、まずどの案件で、どういう状況でトラブっているのかを運営に連絡しましょう。

運営側は連絡の内容を確認して、作業の進捗の状況を確認した上で、既に納品済みであれば運営側で押さえてある報酬の確定をしてくれます。
また、もし未入金の状態であれば報酬が支払われるよう対処してくれるはずですが、プロジェクトなど入金がなされない状態で作業を開始し納品してしまった場合は、ワーカー側にも非がありとされてしまうかもしれません。
その場合は、各種相談窓口に相談することをオススメします。

 → 在宅ワーク相談室(HOME WORKERS WEB)(http://www.homeworkers.jp/contact/contact.html

詐欺に遭わないために、最低限確認しておきたいこと

ネットで仕事をしたい、お金を稼ぎたいという気持ちにつけ込んで詐欺を行う悪徳業者は残念ながら存在します。
ネットを使って仕事をする上で完全には無理にしても少しでも詐欺に遭う可能性を低くするために、@SOHOのように受注から報酬の請求まですべてを自分の責任でこなすような案件に応募する際、私は以下のようなことを心がけています。

会社名や代表者名で検索をかける

募集されている案件の中には、クライアントとなる募集者の基本情報も明記されていると思います。
興味を引かれて応募したいと思うような案件だった場合、私はまず会社名で検索をかけます。

特に問題のない会社であれば、検索結果の上位にはその企業の自社サイトやウェブサービスが紹介している地図情報などで埋め尽くされていることがほとんどでしょう。
ですが、場合によってはYahoo!知恵袋などですでに会社に関する相談が持ち上がっていることがあり、それらの情報が検索の上位にあがっていることもあります。
そういう情報を見かけたら、一も二もなくまずは内容をチェックして善し悪しを判断します。

とはいえこういう状況下で、実はいい会社だった!などということは私の経験上ありえないので、個人的にはその案件に対する確認も応募もNGです。

会社概要や沿革を確認する

検索結果に特に問題が見られなかった場合、次に会社のホームページ内にある会社概要や沿革を確認します。
設立や経緯、取引先等におかしな点がなければ、個人的にはここでチェック完了です。

特別なことはなにもしていませんが、これだけでも多少は予防になります。
少しでもトラブルに巻き込まれる可能性を減らすために、応募前の事前チェックの手間は惜しまないことをおすすめします。

こんな時は要注意!のまとめ

  • Yahoo!知恵袋やOKWaveなどで相談が持ち上がっている
  • 掲示板にスレッドが立っている
  • GoogleやYahoo!などで検索をかけた際のキーワード候補に、正常とは思えないネガティブなキーワードがある
  • 会社情報におかしな点がある

比較的安心?エクスロー採用の案件サイト

在宅ワークがここまで一般的なものになる前までは、個人と企業の直接取引や仕事を割り振るエージェントに所属して仕事を下請けする形が基本だったように記憶していますが、近頃では中間業者が報酬を仮押さえ(先入れ)するエクスロー制を導入しているサイトがとても多くなってきました。

かくいう私も現時点(2013/3/24)で会員登録している案件サイトの中でエクスロー制を導入しているサイトは、まだこちらで紹介していないものも含めれば、5件中4件が該当しています。

この手のサイトは作業側が報酬を獲得する際に額面から数パーセントが手数料として引かれてしまうのですが、その点を差し引いても直接取引で仕事を探すよりは安心感があるため、ついこちらを選んで登録しがちです。

詐欺に遭う確率が低いシステム

エクスローとは先にも少し触れてあるとおり、案件サイト運営側が作業者とクライアントとの間に入って作業の前にクライアント側から報酬を確保し、作業が完了した段階でクライアントから預かっていた報酬を、運営側が作業者へと支払うという形です。

インターネットを使った在宅ワークでおそらく一番のネックとなる報酬面でのやりとりを代行してくれるため、そういう面では運営側自体に詐欺の意志がない限り、比較的安心して仕事が出来るシステムだと思います。

エクスローを採用している案件サイト

どうやって仕事を獲得するの?

仕事を請ける環境も整って、在宅で仕事をする心構えもOK!
となると、次は肝心の仕事を獲得しないと話になりません。

何らかのコネクションがあってすぐに仕事が入ってくるような人であれば別ですが、大体は何らかの自分でアクションを起こして仕事を獲得する必要があります。 続きを読む >>