在宅ワークで気をつけたいこと

在宅で仕事をするに当たって、気をつけておきたいことがいくつかあります。
それは自分自身の心構えでもあり、自分以外の要因に基づくことでもあります。

ちょっとしたお小遣い稼ぎのつもりでも、仕事は仕事

たとえばアンケートや各種契約などのアクションを起こして得ることが出来るポイントサイトなら、お遊び気分でも何も問題はありません。

ただ、仮に獲得できる報酬がごく少額で、目的もお小遣い稼ぎのような感覚だったとしても、案件サイトや各種企業から請けたのであれば、それは仕事です。

「もらえるお金がちょっとだから手を抜いてもいいや」とか「決められた期日に間に合いそうにないけど、ちょっとぐらい遅れてもいいかな」などという、なあなあの感覚は通用しませんし、その程度の感覚を持っているのであれば請けるべきではありません。

仕事に対する縛りは、むしろ会社勤めの人よりも上

簡単とか手軽などのフレーズからか、在宅ワークはものすごく柔軟に取り組むことが出来るようなイメージが先行している気がしてなりませんが。
実際は、会社勤めをされている人より在宅ワーカーの方が、仕事に対する拘束力というか、ルールのようなものは強力だと認識しています。

仮に何らかのアクシデントがあって自分が作業できなくなっても、会社で勤めているときのようにフォローしてくれる人はいません。

刻々と迫る納期になんとか間に合わせるように作業をするか、クライアントに連絡を入れて都合をつけてもらえるように頼むか。
いずれにせよ、自分で逐一対応をして行かなくてはいけません。

また、慌てて納期に間に合わせたとしても、その分ミスや雑な処理で作業の精度が落ちていれば仕事そのものに次がない可能性があります。
納期は絶対、作業精度は高いに超したことはない。
残念ながら、在宅ワーカーは結果がすべてです。

悪徳会社や詐欺には要注意!

ここまでは自身の心構えについて気をつけたいことを述べてきましたが。
最後に一番気をつけて欲しいのが、仕事をしたい人の弱みにつけ込む悪徳会社や詐欺についてです。

さすがに私自身が初心者だったのは遠い昔の話なので、現在の詐欺事情にはあまり明るくないのですが、漏れ聞く話によれば今でも変わりなく横行しているようですので十分に気をつけましょう。

ちなみに昔からよくあるのが、仕事を割り振るエージェントを装い、SOHOグループのようなものに登録させた上で教材費やトレーニング代を払えば仕事がいくらでもあるといったような手口です。
労働力を提供することの対価として報酬を受け取るはずなのに、仕事を請けるためにお金が必要などという話は本末転倒もいいところです。

どんなに対策をしてもだまされる確率は0にはならないのですが、予防策として、まずは会社名や代表名で検索をかけ疑わしい検索候補や記事が上がっていないかどうかを確かめましょう。
サイトが提示されているなら会社概要や沿革に疑わしいところはないか、住所に疑わしいところはないかなど徹底的に調べられることは調べておいた方が無難です。

ちなみに昔からあるサイトで、悪徳商法マニアックスというサイトがあります。
こちらのようなサイトも活用して、まともな会社かそうでないのかを判断し、出来るだけ被害をうけずに済むようにしていきましょう。
悪マニ.net(http://www.a902.net/)