自分の絵や作品そのものを売る~BOOTH(ブース:pixiv)

国内最大手のイラスト投稿サイトpixivが運営するオンラインショップ

BOOTH(ブース)はイラスト投稿サイトpixivと連動したネットショップを運営できるサイトです。
とは言え、pixivのIDがないとショップを持てないと言うわけではないらしく、pixivIDを持っている人がそのIDでショップを作成すると、自分をフォローしてくれているユーザーに新着商品の情報を送ることが出来るという仕組みです。

取り扱っている商品はいかにもpixivと連動できるサイトらしく、同人誌やグッズなどを始め書籍や手作りアイテムなどの物販ものと、イラスト、ゲーム、動画などのデジタルものなどです。

会員登録及び販売手数料は実質無料

登録や月額料金は無料、その上作品が販売された際の販売手数料も無料。
ただし、販売時にかかる決済手数料は商品代金・送料の3.6%+10円分必要のようですが、現段階(2014/6/19現在)においては格安の部類に入ると思われます。

ただ、サイト自体がまだ若いことと、サイトそのものの性質として二次創作物以外のアート系作品や写真、雑貨などがどの程度需要のあるサイトなのかに少し疑問が残るところです。

とりあえず、ここのところ絶賛放置中のpixivIDがあるので、その内適当な作品を作って登録から販売の流れをちょっと見てみたいと思います。

サイト名 BOOTH(ブース)
URL https://booth.pm/ja
会員登録 無料
手数料 決済手数料(商品代金・送料の3.6%+10円)

自分の絵や作品そのものを売る~ART-Meter

絵を測り売りする委託販売サイト

ART-Meter(アートメーター)は絵の委託販売をしているサイトです。
プロ・アマを問わず画家登録することが出来、だれでもアーティストとして作品を販売することが出来ます。

また、価格設定が特徴的で、画家サイドが自分の感覚で値段を設定するのではなく、技法、素材、画家レベルによって算出した単価に絵の総面積を掛け合わせて価格を算定するという、「絵の測り売り」という概念が基本になっています。

最低単価は5円/1cm角から

作品が購入されて画家レベルが上がってくればある程度単価を上げることが出来るようになるみたいですが、
最初は誰でも技法の5~6円と素材の0~1円しか設定することが出来ず、最低で1cm角あたり5円、良くても7円の単価設定になるようです。

ですのでたとえば、20cm角のデッサン額(ポストカード2枚より少し大きい程度)のサイズでも2,000円から2,800円程度の価格設定しかできず、それから手数料が引かれると画家報酬は作品価格の半値強程度になるといった形です。

個人的には、このサイトを初めて知ったときにはまだデジタル一本だったことと、アナログを扱うようになった現在は自前ショップで販売する形が基本になっていることから、ここに登録する予定はないのですが。
運営母体が東急ハンズと、しっかりしているようですので、興味があるならチャレンジしてみるのもいいかもしれません。

サイト名 ART-Meter(アートメーター)
URL http://www.art-meter.com/
会員登録 無料
手数料 作品の販売価格(税抜)の45%

イラスト・デザイン系の仕事~Tシャツデザイン

Tシャツデザインとは?

コンセプトや用途に合わせてTシャツをデザインする仕事です。

作成に至る用途は多岐にわたりますが、よく見かけるのが会社などの生誕○周年といったような記念にあわせて作成する案件や、ユニフォーム的なもの。
また、正真正銘、Tシャツとして販売するためのものなどが多いようです。 続きを読む >>

ネットショップ系の仕事~商品ページの作成

商品ページの作成とは?

クライアントから提供される(あるいは自前で用意することもあり)素材を使って、ショッピングサイトの商品ページを作成する仕事です。
個人的には、指示されたショップサイトに随時商品ページを作成していく形の作業を請けたことがありますが、場合によっては作成したデータ一式をクライアントに送って、クライアント側でサーバにはアップするという形もあるかも知れません。

ちなみに私がしたことのある仕事の作業内容は、クライアントからキャッチや商品説明などのテキスト、商品画像とデータアップに必要な情報(このときは楽天市場ショッピングサイトのID&パスワード)が提供され、その素材を元にショップページに合った画像処理を施しながらページを作成するという形でした。
ですので、どちらかと言えば簡単な画像加工の知識とウェブ制作の知識が必要な案件でした。

報酬は?

募集がかかっている案件のスタイルとしては数十件、数百件とひとまとめにした作業がほとんどのようで、その際によく見られる単価は数十円と、高いものではないようです。
内容的にもネット上にある大元の販売サイトからデータをコピー&ペースとしてきて、最終的にCSVファイルを作成してアップする…といった形が多いようなので、コピペで簡単に!という感じなのでしょうが、ともすれば英語サイトからデータを持ってきて画像もリサイズして、となると慣れるまでかなり大変そうです。

前述の通り、私も楽天市場のショッピングモールに出店しているサイトのショップページ作成の仕事を幾度か請けたことがありますが、多少の画像加工有りで1件あたり1000円前後でした。
どの仕事もそうでしょうが、こちらもやはりクライアントや仕事内容にも大きく左右されてしまうようです。

作業対象となるサイト(カート)の知識が要求されることが多い

近頃の報酬状況を見る限りあまり割のいい仕事とは言えないような気がしますが、かといって初心者・未経験者OK!といった向きの仕事でもありません。
もちろん、案件によっては初心者OKのものもあるでしょうが、大体において作業対象となるショッピングカートを使ったことがあったり、過去に同様の仕事を請けていることが条件としてあげられていることが多いです。

もし、この手の仕事を請けたい場合はどこか初心者OKのところで実績を作るか、無料のカートやカラーミーショップなど有料のカートでも無料期間中にちょっと使用感を確かめてみるなど、全くの初心者ではない下地を作っておいた方が、少しは仕事を請けやすくなりそうです。

案件として見かけることのあるショップ&カート

 → FC2ショッピングカート
 → カラーミーショップforロリポップ!
 → カラーミーショップ

ネットショップ制作・管理の案件を扱っているサイト

※常に扱っているとは限りません

イラスト・デザイン系の仕事~デコメ・待受制作

デコメ・待受制作とは?

モバイル端末で使用するデコメール用の素材や待受画像を作成する仕事です。
クライアントがイメージするコンセプトに従って作成したり、制作者の色を前面に出して自由に作成するなど、制作のスタンスは案件によります。

報酬は?

デコメであれば単価は数百円程度、HTMLメールのテンプレートや画像タイプの待受であれば数千円程度、またflashを用いた待受であれば5000円~1万円前後が多く見られました。
ちなみに、待受に加えメニュー周りもひっくるめて変更できる着せかえツールのデザインや制作を、これらよりもずっと高めの金額で請け負ったことがあるのですが、こちらはどのあたりの価格設定が相場なのかは不明です。

需要はすでに先細りの一途をたどっている?

10年ほど前から徐々に需要が高まったデコメや待受などのモバイルコンテンツですが、スマートフォンの普及に比例して、これらの需要は頭打ちどころか下降しているように感じます。

現段階でフィーチャーフォンとスマートフォンの普及率を見るとまだまだフィーチャーフォンの方が優勢のようですが、先々の需要の伸びは後者には期待できても前者には期待できません。
またデコメはともかくflashを使った待受等はフィーチャーフォンに準拠したサービスですので、今後、ますます需要が減ることはあっても増えることはまずないでしょう。

数年前までは、絵の仕事をしたい人であれば比較的取り組むチャンスのあるイラスト・デザインの案件でしたが、これからはデコメ・待受制作という形での案件そのものを見かけること自体が稀かもしれません。