イラストレーター的副収入獲得法

体験談の方でこのようなタイトルをつけて一つ記事を書いているのですが。
 → イラストレーター的(?)副収入獲得法
今となっては完全に私の軸足がイラスト関係の仕事にあるせいか、圧倒的にイラストに絡んだ情報を求めて当サイトを訪れている人が多いようですので、ちょっとこちらを掘り下げてみます。

とは言え、あくまでも副収入が得られるかも程度なお話ですので、どうぞ話半分にでも。

自分のイラスト(絵)がネット上で売れる場所

純粋に自分の絵を売りたい、と考えた場合。
個展やデザイン系のイベントでの展示販売、雑貨やカフェなどのお店の人と交渉して作品を展示販売して貰ったり、また、フリーマーケットやレンタルボックス、路上販売など、自分の作品を売りに出す場所は存外あるものです。

とは言え、そもそも手軽感を求めてすることではないのかも知れませんが、趣味の延長やちょっとだけでも売れたら嬉しいなという軽い感覚で望む場合は、これらのような活動は少し敷居が高く感じます。

私自身、これまでデジタルイラスト一本で活動していたため、基本的には絵そのものを売ると言うことに興味がない…と言うよりも、そもそも興味を覚える余地がなかったのですが。
近頃はアナログ作業で作成した絵を売る機会が増えてきたため、ネットで比較的手軽に販売できる方法を探してみたところ、意外といろんなところが場所を提供しているなあ、と言うことで。

こちらでは、ネット上で自分の絵や作品を売る場所を紹介していきます。

 → どういう形で自分の絵を売ることが出来る?
 → 絵や作品そのものを売る方法
 → 絵や作品を販売できる場所

参考記事

手作り雑貨販売やオークション収入でも確定申告は必要

【ストックフォトサイト】TAGSTOCK(タグストック)

TAGSTOCK(タグストック)

国内最大手のストックフォト会社アマナイメージズが運営しているストックフォトサービスのひとつです。
ここでは写真とイラストが登録・販売できます。

審査と難易度

ここでは写真やイラストを販売するために必要な審査が2種類あります。
まずひとつは、他のストックフォトでも共通して行われている作品審査
申請した作品がストックフォトとして適しているかどうかが審査され、販売の可否が決まります。
こちらは通常、2週間以内と明記されています。

そしてもう一つがクリエイター審査です。
タグストックにメンバー登録した後、クリエイターとして活動したい場合はマイページ下部に設置されているバナーからクリエイター登録申請へと進みます。
流れとしては手持ちのストックから5枚ほど審査用にアップロードし申請。
そのストックがタグストックのストックフォトとして適している場合はクリエイター採用OKの連絡が来て、最終的なクリエイター情報を登録して完了。
クリエイター採用されなかった場合は、同じ要領で何度でも再挑戦可能といった感じです。

タグ付けがユニーク

画像をアップロードしタイトルとカテゴリを入力した上でタグのおまかせ機能を選択すると、タイトル及びカテゴリはもちろんのこと、その際に関連する可能性が高いと思われるタグ候補が多数表示されます。
少なくとも自分が現時点(2013/3/31)で登録しているストックフォトサイトの中では初めて見るタグ付けスタイルです。
個人的には割と楽しいシステムですが、いちいち選択するのが面倒な場合は直接入力してつけることも可能です。

サイト名 TAGSTOCK(タグストック)
URL https://tagstock.com/
会員登録&案件応募 無料
登録可能素材 写真、イラスト
審査 二週間程度
登録難易度 ふつう

実際にストックフォトでどのくらい稼げる?

当サイトへ検索で来られた方の中には、ストックフォトは稼げるのか、そもそも収入はどのくらい見込めるのかといった主旨のワードで来られる方が割合いらっしゃいます。
本当にどのくらいなら稼げるのかということは、まあ確かに気になりますよね。

ストックフォトに特化したサイトの方でとっくに公開済みのことですし、せっかくなので、今回は現時点での私自身のストックフォトでの収入とストックの傾向などをお話ししてみたいと思います。 続きを読む >>

【ストックフォトサイト】fotolia(フォトリア)

fotolia(フォトリア)

大手の海外ストックフォトサイトのひとつで、ここでは写真、イラスト、ベクターデータ、動画を登録・販売できます。

定期契約というプランが提供されているため、必要な素材をまとめてダウンロードする購入者も少なくなく、販売数は比較的伸びやすいところです。

審査と難易度

審査は48時間以内と明記されており、事実、ものすごく早いです。
経験則から言って、完全にNGなデータはほぼ即日で審査が終わる傾向にあり、登録される予定のデータは24時間から48時間ぐらいかかる傾向にあるように思います。
結果はどうあれ、のんびりした審査が嫌な人にはおすすめです。

また、国内のストックフォトサイトのソフトさに比べると審査は厳しめです。
技術的な問題や、そもそも類似素材の登録数がすでに多いため半端な素材は必要ないといった状況にあるため、登録をお断りされる確率も結構高めです。(私も3割ほどNGいただきました…)

販売単価が安い

先にも少し述べましたが、ここには購入者側に定期契約というシステムが導入されています。
一ヶ月から一年の購入契約をすることにより、1日に25~250点の素材のダウンロードが可能になっています。

その形式で購入されるとランクにも寄りますが、一番最初のランクだと0.25クレジットがクリエイターの取り分、つまり1ダウンロードにつき38円弱(1クレジットが150円)を獲得することになります。

加えて、収入として得たクレジットが50クレジット(7500円)以上貯まらないと報酬として換金できないため、換金できないまま継続を諦めてしまうケースも多いようです。

これらのことを考えると、どちらかと言えば薄利多売が可能な人向けなストックフォトサイトだと思われます。

サイト名 fotolia(フォトリア)
URL http://jp.fotolia.com/
会員登録&案件応募 無料
登録可能素材 写真、イラスト、ベクター、動画
審査 48時間以内
登録難易度 厳しめ

【ストックフォトサイト】PIXTA(ピクスタ)

PIXTA(ピクスタ)

フォトライブラリー同様、こちらも素材登録数・ユーザー数も多い、日本国内の有名なストックフォトサービスのひとつです。
ここでは写真とイラストに加え、映像・動画も登録・販売できます。

また、保存等の操作で劣化することのないベクターデータや、不要部分を透過処理の出来るPNGデータの登録も・販売も開始されています。 続きを読む >>