【在宅ワーク体験談】初めての仕事は文字入力

在宅で仕事がしたいと意気込んでみたのはいいものの、当時の私にはまだウェブ作成のスキルはありませんでした。
でも仕事は欲しいし、どんどんやってみないと話は始まりません。

そんなときちょうど、比較的大規模に人数を募っていた入力の案件があったので即、応募。
採用・不採用の判断にトライアルがあったかどうかは、既に大昔の話で記憶が定かではないのですが、採用してもらえた私は無事、入力の仕事に取り組むこととなりました。

当時に請けた入力仕事は約10万文字

最近よく見かけるようなネットショップへのデータ入れ込みや400文字や1000文字でいくらと言ったような、違うジャンルの作業が混ざったような入力作業とは違い、膨大な量の既存文書をデジタル化するために紙ベースの書類から、正真正銘ただひたすらに文字を入力していくといったものです。
1文字30銭で金額設定がされていました。

作業の流れとしては至ってシンプルなもので、原稿が送られてきたら文字入力スタート。
入力の際に、多少ルールが必要なものの事前に指示・マニュアルがあったので特に混乱することもなく、ひとまとめのデータを作成し終えたらクライアントに納品。
納品したデータに不備があれば直しの指示を受けて再納品。

最終的にデータに問題がなくなればこのデータ分の仕事は完了し、余力があれば次のデータを受け持つといった感じです。

期間として3~4ヶ月ぐらい(もっとかな?)あったように覚えているのですが、最初のうちは6万程度、最後の方の大詰めの段階では10万以上の報酬になっていました
初めての仕事でこれだけいただけたら、私としては上等すぎる金額です。

請けた仕事は最後まで責任を持つ

ただ、この仕事。
個人的には大成功!とは言えないものでした。
それはクライアントに問題があるのではなく、私の方に問題がありました。

入力作業の案件そのものの期日も差し迫った頃、持っていたデータの納品はとりあえず一通り済んではいたのですが。
最終的なチェックでもしていたときだったのでしょうか。
なにやらミスが発覚したらしく、そのことで自宅の方にお電話をいただいていました。

ですが、そのとき私は法事で4日ほど家を空けていてミスに対応するどころか、電話を受けることすらできず…。
家に帰り着いて状況を知り、慌てて連絡を取ってみたらもう既にクライアントの方で対応くださった後の話で、そのときは謝ることで許していただけたのですが、未だに忘れることの出来ない苦い記憶として残ることとなりました。

当時、先方にはとてもご迷惑をかけた結果となってしまったのですが、私個人としてはこのとき失敗したおかげで、スケジュール管理や連絡・報告を心がけるようになりました。
失敗は次に活かす。
仕事をする上で大事なことだと思っています。