【在宅ワーク考察】コンペ形式について物思うこと

ウェブ屋兼イラスト屋と、自分が運営しているサイトや登録しているサイトなどでは、ご覧の通り、両方を自称させていただいています。

とはいえ気がついてみればもっぱら、イラスト屋の方の比重が高くなっているため、ランサーズ等の案件を探すときにはどうしてもイラスト・デザインの案件に目が行きがち。

そんな状況ですので、コンペ形式での案件にもよくチャレンジしてはみるのですが。
これがなかなか、釈然としない部分があったりします。

募集期間中、常に提案が公開されている

仮にどこかの企業や組織に属していて、そこでコンペが行われた場合。
提出した提案は、コンペを主催ないし担当する一握りの人間のみが閲覧することが出来、応募側は結果を知らされるまで他の人がどのような提案をしていたかと言うことは分かりません。

ところが、ランサーズ等で行われるコンペ形式の案件では、大体がコンペ開始から終了まで常に提案が公開された状態にあります。
(クライアントが公開しない状態を許可した場合は別です)

先に出された提案を、別の応募予定者が自由に見ることが出来る。
アイデアやデザインの盗用は、どうしても少なからず発生してしまっているようです。

クライアントによっては提案がたたき台化

先に述べたこと以外にも提案が公開された状態にあることによって、早めに提出された提案をたたき台にすることで、よりよい提案を引き出そうとするクライアントも存在します。

少しでもいい案を買い取りたいという気持ちは分からないでもないですが、残念ながらフェアとは言えないやり方です。
実際にこれをやられると、結構げんなりします。

提供された場を利用する側としては、郷に入っては郷に従うしかないので最終的には仕方のないことなのですが。
運営サイドにはあまりトラブルとして認識してもらえそうにない(クライアントには有益なことなので)こういった状況は、釈然としないながらも、ある程度のみ込んだ上で参加するしかないのが現状です。

サイト名 ランサーズ(Lancers)
URL http://www.lancers.jp/